8月15日 イナゴ、収穫始まる
8月24日、刈り入れが本格化した
2021年8月4日

毎年、今年ほど暑い年はないと思う。
春には68Kgあった体重が、一時63Kgまで減った。今は64Kg台で落ちついたようである。
体調は悪くない。もちろん若いときの力は無いが。
尿酸値は、40年以上切ることがなかった7.0mg/dlを、あっさり切った。しかも切った状態が続いている。
BMI値は22、普通体重(理想体重?)[18.5~25]の、ど真ん中である。
適正体重値は64.3Kg、正に今日の私の体重だ。
徳島へ戻んて、新鮮野菜を「馬のように」食っているせいだと思う。


さて、今日の「田んぼ」
大きい亀がいた。農業用水路にはいっぱいいるが、田んぼでみたのは初めてである。
ということは、ここにエサがあるのだろう。随分大きくなっている。




イナゴがいた。
カメ君の撮影をしてから少し歩くと、ば〜と昆虫が散った。イナゴの群れだった。私の子供時代の濃度でなかったが、それでも「群れ」といえた。
嬉しかった! イナゴ君を見るのは何10年ぶりだろう! もう絶滅したかと思っていた。
iPhoneで撮影しようとしたが、イナゴはじっとしていない。しかも「イナゴ」というように、稲と同色である。視認はできたがPhoneでの撮影は不可能だった。シャッターをばしゃばしゃ押した。家に戻ってこまかく点検したが、画像のどこにも「イナゴ」はいなかった。

この稲の中にイナゴの群れはいた。しかしすべての田んぼにいた訳でない。ひょっとすればこの田は「特別栽培米」とか「EM米」と呼ばれている米が、つくられているのかもしれない。私たちには見分けようがないが、分かるものなら、イナゴや蛙、ミズスマシやアメンボのいる田んぼで、育った米を食べたいものだ。




一雨、・・・ゴロゴロ雨を待望するが、雲は下りてこない。



8月10日
昨日台風9号の影響でつよい風が吹いた。稲も影響を受けていた。



幸い、素人目には、収穫に支障があるほどにはみえない。




これは鳩が米をついばんでいる。
この地には鳩もカラスも都会のようにはいない。いるにはいるが群れをみない。そして都会のようになれなれしくない。鳩もカラスも、住宅地にはほとんど入ってこない。この私の観察が正しいのか、正しいとすればどういう理由なのか、知りたいものである。


見慣れた光景。
米はもう収穫が近いのだろう。



8月15日
今日は妻の命日で、お墓参りのあと教会へ行った。12日以降、今日で4日連続の雨である。不思議にお墓参りのあいだ雨は上がり、教会へ向かう途中で降り始めた。ミサを終え外に出ると、雨は止んでいた。
家に戻り散歩に出た。

ずいぶん久しぶりに、イナゴをとらえた。飛び回っているのはわかっていた。しかし撮影できる場所で、静止してくれなかった。子供時代以来のような気がする。通学路の道ばたの田んぼに、手をのばせばいくらでもつかまえられる濃度で、イナゴはいたのだった。信州にはイナゴの佃煮があると聞いた。徳島県では聞いたことがないし、私は食べたことがない。蜂の子もおいしいときくが、私は食欲が出ない。

いずれにせよ、なつかしかった。
会えて、うれしかった。




8月16日
今日も雨だ。止んだ合間に散歩に出た。
一面だけ、刈り入れの終わった田んぼがあった。雨の降り始める11日以前に終えたのか、雨中に決行したのか、わからない。
いずれにせよ、刈り入れの時季が来たのだ。




端に籾殻が積まれている。





昔はこの籾殻を焼く煙と匂いが、田園を漂った。私は好きだった。焼く籾殻にサツマイモを埋めると、とてもおいしく焼けた。埋める位置にも要領はあった。下手すると芋が炭になった。
私はサツマイモしか知らないが、実際はもっと多くの料理があったのだろう。ざっと思い浮かべるだけでも、芋類は勿論、カボチャをはじめ多くの野菜。ナスも旨そうだ。肉・魚類もそうである。ただ魚はさておき、肉は簡単に口にできるものでなかった。今では想像できぬ貴重品だった。
ダイオキシン騒ぎ以来、籾殻焼き(野焼き)は禁じられてしまった。籾殻はダイオキシンに無関係と思う。籾殻に塩化物はない。残念なことである。灰は田の肥料にもなったのだ。


8月19日
雨が降り続いている。今日で連続8日目だ。
風は一時を除いて強く吹かなかったが、それでも稲穂は垂れ下がっている。収穫に支障がなければいいが。




8月20日
今日も雨。連続9日。雨の合間をみて散歩に出る。





8月24日
刈り入れが始まっている。



8月29日







これは「籾」を搬送するコンテナと教わった。



取り入れを終えた田は静かだ。



もう新米が出回っている。



今年の徳島の長雨は、(私の記録では8月12日から22日まで連続11日間、降りつづけではないが降らぬ日はなかった)、野菜に影響を出している。品薄は、当然ながら価格の高騰を招いている。仕方ないことと思う。私は当然のことと受けいれる。小松菜のようなごく普通の葉物野菜が、品切れか、高価である。



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