2021.05.01
2021.05.04 今日田植えしている一画があった
2021.05.06 水面がうす緑になってきた
2021.05.08 自家用の米?
2021.05.13 アイガモ
2021.05.24 ジャンボタニシだった!
2021.05.27 カラスが隠れるほど稲が育った
5月1日、水田がうす緑に色づきはじめた。



稲が少し伸びたようである。


左前方の白い小屋、そのすぐ右が「阿千田越え・南山峠口」である。つまり背後の山が阿千田峠になる。

 5月4日
今日田植えしている一画があった。品種によるのだろう。どのような成長過程をたどるのか、観察してみる。



 5月6日
夕暮れの田んぼ

水面はなお山を映しているが、稲穂はわずかに伸び、うす緑をひろげている。



田のメンテナンスをしておられたのだろう。今日の作業は終わりのようだ。

 5月7日

ここはまだ冬農地(野村の造語)のままだった。
今日散歩してみるとすでに水が張られ、「代掻き(しろかき)」が作業されていた。あいにくカメラを持っていなかった。自宅に帰りカメラをとって戻ってみると、もう作業は終わっていた。きれいだと思う。



この、私の散歩コースに、もう1箇所、冬農地の場所がある。


ここがどのように展開していくのか、見つめていきたい。


5月8日
ここは4日に田植えされていた場所である。(つまり4日前)
しかしこの一画(数列)は手で植えている。苗も少し大きい感じである。
昔私が関係する栃木の会社に実家が農家の女性がいて、「自分の家で食べるお米は特別に作る」と聞いた。「特別」の条件がどのようなものか分からないが、日当たり、土地柄、農薬等、手間をかけても一番安全でおいしい米をつくる。しかしそれは市場に出すには単価が合わないのだろう。私は当然あり得ると思うし、生産者の権利であると思う。
この画像の作業がそれに類するものか、知ることはできないが、そんなことを思いだした。




5月9日
7日(一昨日)代掻きの行われた場所である。昨日はそのままだったから、今日田植えがなされたのだ。



5月11日
稲の生長にともなって、水面に映り込む山影がうすくなっている。



これはどういう機能の道具だろうか。(→使い方)



この人も明らかに「田植え」をしていた。長靴の脚は深く沈んで、大変な作業と思った。



この人はおそらく肥料を撒いているのだろう。



5月13日
想像はしていたけれど、このように使われる機具だった。土まで掘っているようすはない。(その目的なら機具の重さが足りない)。稲と稲のあいだの水を攪拌しているとみえる。どのような効果があるのか、勉強したい。



ここは私の散歩コースで唯一残されていた「冬農地」である。今日は耕運機が入っていた。
ここも「田植え」の準備に入っていくようである。ほっとした。周囲とはかなりの時間差だが、米の品種が違うのだろうし、それは農家としての経営戦略だろう。
いずれにせよ、この場にソーラーパネルが並べられるようなことの、起こらないことを祈る。



アイガモ夫婦が私の方へ近づいていたのだが、向こう側に母娘が来て声を出したら、飛んでいってしまった。



5月15日
気になっていた田が、耕された。水が張られ「代掻き」「田植え」と続くのだろう。楽しみである。
本日、四国地方「入梅」
まだ5月半ばなのに「つゆ」である。稲にとってどういう影響があるのだろう。



(5月20日)

今日も小雨・霧雨が降り続いた。
田の緑が濃くなった。

稲もずいぶんたくましく育った。



(5月21日)
白鷺の多いところである。



中には黒いのもいる。



(5月24日)

残されていた田んぼで「代掻き」が始まったようである。

不思議なものをみつけた。何かの卵のようである。蛙かもしれない。



色も形も不気味なものだった。やはり気になっていて調べてみた。
「ジャンボタニシ」というらしい。(正式には「スクミリンゴガイ」)
・スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について
・稲の大敵「ジャンボタニシ」は食べて駆除も可能 味はまるでサザエ?
・ジャンボタニシの食害から守るために。知っておきたい生態と対策法
只者じゃなかったのだ。
それにしては駆除せずいるというのはどういうことだろう。これも観察を続けよう。


(5月27日)
午前中小雨だったが午後に上がった。
いつものコースを散歩した。

稲が育って、もうカラス君の姿も隠れるようになっている。


鷺の、白い羽でないのが数羽いた。別な場所ではもっと真っ黒なのを見たことがある。







アイガモ君。今日は一人だった。



カメ君。敏感で、ちょっとの気配で潜ってしまう。



(5月29日)
ジャンボタニシの卵を観察した。
減っている。すでに多くが孵化したのか、駆除されたのか、分からない。
こういうのを発見した。

取水口の側壁である。左下が田んぼ水面。どういう動作なのか。卵を産みつけているのかもしれない。逆に孵化しているのかもしれない。

これがジャンボタニシ成貝だ。動いていた。「広東住血吸線虫」が寄生していることがあり「素手でふれてはならない」と書かれている。(それは在来カタツムリやタニシも同様らしい)
卵には毒があり成貝の内臓にもあるそうだ。従って鳥も食わない。成貝を食うのは鯉くらいらしいが、鯉は田んぼにいない。ただ、もともと「食用」に輸入したという。サザエやツブ貝に似た食感だという。人間は何でも食うんだ。 



残されていた田んぼに水が張られた。代掻きが始まるのだろう。周囲とは異なる種類の米が育てられるのだろうが、周囲とどのように違う育ちかたをするのか、観察してみよう。



(5月30日)
いよいよ5月も終わりである。徳島へ「もんて」1年になった。あっという間だったが、充実した1年だった。「もんて」良かった。田んぼの緑も濃くなった。美しい色だ。


オタマジャクシが動いている。可愛い。



(5月31日)
5月も今日で終わる。コロナワクチンの1回目を接種した。

いろいろ注意が書かれていて、痛みどめまでもらったが、痛くもかゆくもない。多少は何かあった方が、効いている気がする。

田んぼの一部に荒れたところがあった。

樹林でいうなら、その一画のみが枯れている。
これがジャンボタニシの仕業だろうか。


残っていた田んぼの、代掻きが為されていた。どのような米が栽培されるのだろうか。
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