[パンフレット『阿千田越え ガイドマップ』に基づく] この案内は[チョボラの峠守・穴山貴雄]氏が作成された『阿千田ガイドマップ』をもとにしております。ただこの案内パンフレットはおそらく2013年頃作られたもので、穴山氏ご自身からお聞きしたところでも、「地図に変化はないが写真では違ってきているところがある」とのことです。そこでこの案内パンフレットに沿って、新参者の私が現実に「たずね、探す」目で、ご案内してみたいと思います。 ・ 立江側より峠に向かう ・ 峠頂上の風景 ・ 岩脇側より峠に向かう ・ 穴山貴雄氏の基本メッセージ |
全体図 PDFファイル(印刷用) 説明、主旨 PDFファイル(印刷用) 立江町側からの阿千田越え 岩脇町側からの阿千田越え |
穴山貴雄氏の基本メッセージ |
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立江寺、JR立江駅から 立江寺山門 立江寺から、左へ塀にそって歩くと、酒屋さんの前に駐車場の案内板がある。その矢印方向へ進む。駐車場を左に見ながら駐車場をこえて歩いて行く。 JR立江駅から JR立江駅。この日は風がつよく、多くの自転車が倒れていた。 それにしてもかわいい駅だ。もちろん無人。徳島県の駅は、無人の方が多いんじゃないかな? 駅を背に前を見ると、このようなお家がある。この前を左折する。 こういう風景が見える。突きあたり左はJR線路(踏切)。そちらへは行かず右折する。 やがて酒屋さんの前に出る。(即ち右折すれば立江寺) 駐車場案内看板の方向指示に従って、進む。 県道136号線にさしかかる。角にこのような道標がある。 県道を突っきって直進する。 ここは道標に従って左折する。 このような道標である。 これは左折する。(まっすぐの細い道には入らない) 途中にこのような道しるべがある。 前方左に石碑のある交差点にさしかかる。ここは「直進」する。 このような石碑である。石碑を左にみて直進する。 県道28号に交差する。県道を突っきって直進する。 県道を渡ると、こういう案内板がある。これを左にみながら直進する。 こういう道になる。 鳥居さんがある。 鳥居さんのすぐうしろに、このような案内がある。左が「阿千田越え」北口・青木入口である。 上に「おへんろ道」の案内が吊されている。 道の右側には広大な田んぼと、その向こうに上勝方面の山々が見える。 高鉾山、雲早山、高城山、高丸山、と案内されているが、私には識別できない。 5分ほどでいったん出口になる。 視線の正面に、立派な石造りの道標がある。 これは下の細い道を進む。 もう迷うことはない。坂を少し登ると、こんなやさしい案内板がある。 その「急な坂」というのが、これだ。大したことない。 途中、50mおきにこのような案内がある。これは「あと200mですよ。ここまでに300m登ってきましたよ」の意味。 到着。1月30日31日に積まれた真新しい石が、美しい。 始まったばかりの古道へんろ道の石積。この先が楽しみである。 |
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岩脇側から |
県道276号線を羽ノ浦から勝浦方向へ進むと「あすみが丘」住宅地がある。まず「東口」があり、ついで「西口」がある。 西口を入るとすぐに「天神社」がある。ここを目標に来るのが一番分かりやすいと思う。 ここへ来るには徒歩では遠いしバスは機動性に欠ける。やはり車だろうが、こんな看板がにらんでいる。 適当な駐車場所を見つけにくいところである。 それはさておき、天神社の入口門を背にし、県道へ出ず、住宅地への道を渡って進む。左に木工所がある。 その前方に案内板が見える。(冒頭の地図参照) この案内板の矢印に従って、右(山側)へ進む。 こういうところへ突き当たる。 正面にお遍路マークがある。ここが入口。 こちらの方が立江ルートより距離は短く、なだらかである。私の足でも15分で頂上に着いた。 「芳雪山 茶ろ」とある。 これは、穴山貴雄氏の解説、 ・ 蜂須賀公ゆかりの地 岩脇 織豊時代の末期蜂須賀公が阿波に着任(1585年)始祖家政は、 よく立江から阿千田越えを岩脇に下りたち那賀川遊猟鮎漁など、 そして折からの藪山降りそそぐ雪を眺め一帯あたりを「芳雪山」 と名付けた。地元庄屋丹生氏に造らせた茶蘆・茶会の席でのこと。 岩脇八景の一つ「芳雪山暮雪」と称賛される。 初代至鎮、忠英、後に三代光隆公は岩脇のお生まれ(1630)で、 四代にわたり殿様の来遊が多かったゆかりの地。 その「場所」なのだろう。 (追記。2021.02.19、穴山貴雄氏よりご教示がありました) この少し上に「茶ろふう台」の標識があるが、「今は判読困難」。 後に調査でわかった正しい茶蘆の場所は、峠から遊歩道を東へ約100m行った△点のあるところであるが、車道の上で見えない。したがって写真の場所は、このあたりでもお茶場もあっただろうとの、穴山氏の都合で置いた場所である、とのことである。 もう、頂上である。 |
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山頂 峠厨子 安全祈願・六体地蔵尊 「峠の六体地蔵尊が見つめている方向は、高野山である。合掌」(穴山貴雄氏) 「歩ける道から 歩きたくなる道へ」 この道を再生された方々の、目的と願いが込められています。ありがとうございます。 峠阿千田橋ひろば「遊活」 間もなく桜が見事に咲くだろう。 |
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