2021.05.06
 
横浜から移植した木の1本が、春も遅くまで芽吹かなかった。3月30日に芽吹きを見つけ、「うれしい」と記して撮影している。しかし何の木か分からなかった。花が出れば分かると思い待ったが、一向に花芽は出なかった。
5月6日に「PictureThis」というソフトを発見し導入した。それまでは「花しらべ」を使い、大変お世話になった。(これからも重宝することはかわらない)
ただ「花しらべ」は「花」で識別する。「PictureThis」は葉っぱからも識別する。試しに皮切り、名の分からぬ木の葉っぱを撮った。直ちに「サルスベリ」との回答があった。






サルスベリなら横浜から持ってきた。しかし枯れてしまったものと思いこんでいた。
この木は私が植えたのでも妻が植えたのでもない。裏階段の横、石と石の合間に勝手に生えてきたのである。ひょろっとしていたが花が可愛かった。「花しらべ」によって「サルスベリ」と知った。しかし根は岩間にあり、移植は無理と思っていた。植木屋さんが採取してくれたのだろう。しかし2月の採取からこちらで地植えするまで11月まで8ヶ月をおいており、枯れたと思っていた。サルスベリが生きていたとすれば何か枯れたものがあるのだが、なんであったか分からない。

種がとんできたのか小鳥が運んだのか、いずれにせよ「実生」のサルスベリである。おだやかな色の花だったと思う。夏が楽しみだ。
    
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